SIRIUS2に搭載されている「絞り込み検索」機能は豊富な機能を備えており、設定方法も難しいものではありません。
しかし、いくつかの重要な用語を覚えていないと、難しく感じてしまう方もいるかと思います。
このページでは、絞り込み検索機能で頻出する重要用語について詳しく解説します。
本プラグインを利用する上で度々出てくる「検索項目」ですが、
これは商品等を検索する際「どのような内容(項目)を検索させるか」を指定するもので、
絞り込み検索全体の骨組みのような役割を果たします。
デフォルトの状態では、SIRIUSのランキング作成機能に合わせ、「価格、容量、評価、備考」という検索項目が設定されていますが、こちらを10個まで自由に追加・変更することが可能です。
たとえばシューズの比較サイトであれば、「メーカー名、価格、サイズ感、カラー、素材…etc」といった検索項目を設定することで、それぞれの項目を検索フォームに表示させる事ができます。
そして、実際に絞り込み検索を行うと、検索結果ページには、下図のようにテーブル形式で各検索項目が表示されます。
この項目は、絞り込み検索を作り上げるにあたって非常に重要な部分となりますので、
検索ユーザーが「商品のどのような情報を知りたいのか」を考えた上で設定しましょう。
検索項目の設定はいつでも追加・変更が可能ですが、後述する「検索アイテム」を追加した後に設定を変更すると、各アイテムの値を変更する必要が出てきます。
そのため、各種設定を行う前に、ある程度骨組みを検討した上で操作するのが望ましいです。
前述した検索項目が「骨組み」だとすれば、
検索アイテムは「肉付け」の部分となり、実際に各商品の情報を入力していく項目となります。
シューズの比較サイトの例で言えば、
などの基本項目の他、検索項目として設定した「メーカー名、価格、サイズ感、素材…etc」などを1商品(=1検索アイテム)ずつ追加していきます。
絞り込み検索機能は、複数の商品・サービスなどを比較する事に特化した機能ですので、
検索アイテムは最低でも10~20程度は追加しておくのが良いでしょう。
リスティング広告に出稿する場合、審査基準として「比較対象(=検索アイテム)」が15~20以上あるかといった項目がありますので、できれば15個以上は検索アイテムを追加してから、広告の出稿を行うのが理想的です。
検索フォームはユーザーが絞り込み検索を行うために、条件を選択する検索フォームの事を指します。
設定された選択肢の中から商品の特徴などの条件を選択し、
「検索」ボタンをクリックすることで、条件に一致する内容を検索結果として表示させることができます。
検索フォームを作成するためには、通常複雑なHTMLの記述が必要となりますが、
本プラグインでは全て自動的に生成を行います。
検索フォームを表示させたい場合は、
<% dsForm %>という独自タグを記事本文中に挿入するだけで、
どこにでも表示させることが可能です。
自動生成されるHTMLにIDが付与されますので、検索フォームは1ページにつき1つまでの設置となります。
1ページ内に複数の検索フォームは設置できませんのでご注意ください。
検索結果ページは、指定された条件に合致する「検索アイテム」を一覧表示するページです。
下図のように、条件に一致した検索アイテムのみが表示されるようになっており、
実際に検索したユーザーはページの右上にある「並び替え」なども利用しながら、
自分が求めている商品などを選んでいく事になります。
なお、検索結果ページのデザインやレイアウトは、細かくカスタマイズが可能です。
カスタマイズ方法については、こちらのページにて詳しく解説していますのでご一読ください。
検索結果ページはPHPで動的に生成される関係上、
SIRIUS2側のプレビューでは表示させることができません。
絞り込み検索プラグイン上のプレビュー、または実際にサイトをアップロードした状態でご確認ください。